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No.2297 就活覚書
就活、ようやく任期付きポジションだが内定をいただいて異動したので忘れないうちに覚書。

応募先 計10
書類落ち 7
面接落ち 2
内定   1
で終了。

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今回の就職活動において対策しておいたこと
(論文発表etc除く)
1. 学会などでいろいろな大学に籍をおいている先生方と話をする。
  所属機関に他大学から来た学生にその大学の事情を聞く。
  自分の所属してきた機関の実態はもちろん学生や教員の話をきいていれば
  わかるが、
  なるべく多くの大学の現状を知っておく。
  教育に対する抱負を述べるのに必要。
  (今回はさらに研究に対する抱負も各大学の環境に対応して変えたものを作成した)
  
2. 大学のHPざっくりとみる、だけでなく、
  シラバスとかも熟読。
  在学生向けカリキュラム説明とかでも公開されているものはひたすら読んで理解する。
  面接では調べていることを匂わせる発言をした上で
  そこまでしてもよくわからなかったことを質問した。

  

今回の就職活動の経験から感じたこと
1. やはり研究内容がだいぶかぶる・先方の要求を満たすものでないと面接には呼ばれない。
  (少しでもこじつけで出せそうな公募にはすべて出したけれども、
   実際に可能性のある公募だと思ったものは2つくらい。)

2. おそらく大学は女性教員の割合を増やさなくてはならないという状況にあるため、
  若干業績が足りなくても研究分野さえかぶれば面接に呼ぶのではないかという心象
  (女性候補者もまじえた厳正な審査の結果、
   採用者がもっとも妥当だったので女性を採用することには至りませんでした、
   と報告をあげることができるから?と推測する)
  同様のことを他の女性2人からも聞いた。
  近隣の大学からのお招きであれば、プレゼン・面接の練習をさせていただいた、
  とポジティブに捉えて終わるところだけれども、
  遠方だとさすがに交通費が痛い(交通費は自分負担だから)。

3.  面接に呼ばれたところ全て直接ご挨拶したことがある先生のところ、
   もしくは自分自身は面識がないが、
   これまでの上司と呼ばれた先の所属教員との間に面識があるところ、だった。
   偶然かもしれないけれども、鍵なのかもしれない。
  (この先生の推薦なら大丈夫かもしれないと感じていただけて、会ってみようとなる?)
  (→となると、顔の広い先生、それなりの立場にある先生の推薦をもらえる立場の人間が
   圧倒的に有利となるのか。コネでなくても。)

4.  PDなど任期付ポジションで任期いっぱいいようとするのはよろしくない。
  ・任期付ポジションでずっと異動せずにいる人は業績が出ていない傾向が強い。
  ・優秀な人はすぐ異動している。
  ・3年もたつと今のポジション長くないか?と顔見知りの人から指摘されることがある。
  といった周辺の人の状況、自分の経験から得た印象より。


そして論文の数vs掲載雑誌レベル
 テニュア・トラック制度、研究重視の大学・機関では
 NATURE、SCIENCE、CELL本誌、姉妹誌のFirstがないと面接によばれていない。
 地方国立、教育重視系大学では
 本数重視。
 もちろん有名誌があるに越したことはないのだろうけれども、本数が一番大事。
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