ここ2,3日教授からまわされた論文のレヴューをやっていました。
われわれが行った研究は、論文にまとめて専門誌に投稿します。
すると雑誌の編集長(=研究者)は、すべての分野に精通しているわけではないので、投稿された論文の専門家に見てもらうわけです。この過程がレビュー。二人くらいの専門家からのコメントを参照して、編集長は論文を採用するかどうかを決定するのです。
うちの教授は、私がやっているテーマに関する分野を研究している学生を何人か指導していますが、うちの教授自身は実はこの分野に携わった実験を行ったことがありません。長らく、セミナーにて関係論文の紹介を聞かされてきているので、それなりの知識はありますが。
あとは、非常に忙しい(私が執筆している論文をロクにみてくれないほど(泣)ので、基本的には、レビューの依頼がきても断っているそうです。
ただ、今回は私の教育も兼ねて、私にやらせるという目的で引き受けてしまいました_(^^;)ツ アハハ
初めてのレビューの感想。
普段読んでいる論文は、チェックが入った論文を読んでいるわけなので、基本的には論理的には正しく、ミステイクはないわけです。
セミナーで紹介するときには、筆者らの立場にたって紹介することになります。
今回は全く逆の立場。
この図おかしいよ、この論理ありえないよ、つーか、何いいたいのこの人たち。
と突っ込みたい放題。
ちょっと楽しい( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
まあ、単純にこちらの英語力不足で理解できていないだけかもしれませんが。
ただ立場的には、こちらのほうがずーーーと上なので(こちらがダメといったものは、
大きく出てみました。
私の書いたコメントは、一度教授がチェックしてから編集部に送るので
教授が変なところは何とかしてくれるだろうというのもあって、大きく出れるのですがね。
最終的にどんな論文になるのか楽しみです^^