No.2043 概算要求の見直しの弊害
Category : 研究室
現在、来年度からの科研費新規課題の募集中 (私の所属先では本日書類提出締め切り)なのですが、
民主党が騒いでいる概算要求の見直しの件で被害が科研費まで来てしまったようで。
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/06_jsps_info/g_091016_2/index.html
(1) 「新学術領域研究(研究課題提案型)」
(2) 「若手研究(S)」
以上2つが公募停止となりました。
現在、公募中どころか締め切り間近で、応募予定の各研究者たちは、必死に応募書類を調えています。
応募書類には、研究目的や研究計画だけでなく、どのようなものを購入するためにどのくらいの予算がほしいのかまで、書く必要があります。
新学術領域研究については全く知らないのですが、
若手研究(S)は以下のような内容の予算でした。
国内外の卓越した実績をあげている若手研究者の研究をさらに発展させることを目的としており、これまでの成果を踏まえ、自ら組織を率いて研究を推進することにより、格段の発展が期待できる優れた着想を持つ研究計画を対象としています。応募総額は概ね3,000万円以上1億円程度、研究期間は5年間です。
若手研究の中でも、もっとも巨額な予算を得られるものです。
応募予定者は、この規模での予算があって始めて可能な研究案を必死に書いていたはずです。
すでに応募書類提出済みの人もいると思います。
そんなこの時期に急に募集やめますといわれても…
この研究計画そのままで、若手Aなどのより低額予算のものにアプライするわけにもいきません。
なぜ、この時期になってまで。
としか言い様がありません。
せめて、もう1ヶ月前ならなんとかなったでしょうに。
最先端研究開発支援プログラムの追加募集分に出せということでしょうか。
それにしても、もうちょっと早かったら、最先端研究開発支援プログラムにも若手Aにも出す、なんてことができたかもしれない気がしますが。
とにかく、あまりにもひどすぎ。
民主党が騒いでいる概算要求の見直しの件で被害が科研費まで来てしまったようで。
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/06_jsps_info/g_091016_2/index.html
(1) 「新学術領域研究(研究課題提案型)」
(2) 「若手研究(S)」
以上2つが公募停止となりました。
現在、公募中どころか締め切り間近で、応募予定の各研究者たちは、必死に応募書類を調えています。
応募書類には、研究目的や研究計画だけでなく、どのようなものを購入するためにどのくらいの予算がほしいのかまで、書く必要があります。
新学術領域研究については全く知らないのですが、
若手研究(S)は以下のような内容の予算でした。
国内外の卓越した実績をあげている若手研究者の研究をさらに発展させることを目的としており、これまでの成果を踏まえ、自ら組織を率いて研究を推進することにより、格段の発展が期待できる優れた着想を持つ研究計画を対象としています。応募総額は概ね3,000万円以上1億円程度、研究期間は5年間です。
若手研究の中でも、もっとも巨額な予算を得られるものです。
応募予定者は、この規模での予算があって始めて可能な研究案を必死に書いていたはずです。
すでに応募書類提出済みの人もいると思います。
そんなこの時期に急に募集やめますといわれても…
この研究計画そのままで、若手Aなどのより低額予算のものにアプライするわけにもいきません。
なぜ、この時期になってまで。
としか言い様がありません。
せめて、もう1ヶ月前ならなんとかなったでしょうに。
最先端研究開発支援プログラムの追加募集分に出せということでしょうか。
それにしても、もうちょっと早かったら、最先端研究開発支援プログラムにも若手Aにも出す、なんてことができたかもしれない気がしますが。
とにかく、あまりにもひどすぎ。
PR
Trackback URL: