No.2226 今回の地震の研究業界に与える影響
Category : 雑
一応、一ポスドクとして
あまり世間一般の方には伝わらないであろうことを記しておきましょう。
1.被災地域の研究施設の破損
これは、容易に想像できるとは思いますが、被災地域に存在する研究機関の設備、建物などには少なからず損傷がおきています。
これらの機関に属する研究者を救うべく、研究の場を提供する動きは少しずつおきています。
2.学会開催
三月の春休みの時期はいくつか大きな学会の開催時期でした。他ならぬ東北大学で開催予定のものもありましたが、軒並み学会開催は中止となりました。これに伴い、学会費を返却する学会、プログラム発行済なので学会は開催したと扱う学会など対応が分かれています。学会出張のための旅費はキャンセル扱い。
3.研究費の扱い
学会中止に伴い、研究費の取り扱いが大変なことになっています。自費で支払っている分には問題ありませんが、通常、出張扱いなので、研究費から学会参加費や旅費を支払っています。これらの研究費は年度ごとの取り扱い。年度末には0円にしなくてはならないという暗黙の了解があります。年度末になっていきなり、支払い予定のものが返金されてしまったということは、それ相当分の消耗品を購入して三月末までに0円にしなくてはならない。しかも物流が不安定なので、三月末にちゃんと納品できるかを確かめなくてはならない。計画停電のため、事務の人で出勤できている人も少なく、研究者、事務方含め、1番のパニックはこの点でしょう。
とにかく三月をなんとか乗り切らなくては(´・_・`)
あまり世間一般の方には伝わらないであろうことを記しておきましょう。
1.被災地域の研究施設の破損
これは、容易に想像できるとは思いますが、被災地域に存在する研究機関の設備、建物などには少なからず損傷がおきています。
これらの機関に属する研究者を救うべく、研究の場を提供する動きは少しずつおきています。
2.学会開催
三月の春休みの時期はいくつか大きな学会の開催時期でした。他ならぬ東北大学で開催予定のものもありましたが、軒並み学会開催は中止となりました。これに伴い、学会費を返却する学会、プログラム発行済なので学会は開催したと扱う学会など対応が分かれています。学会出張のための旅費はキャンセル扱い。
3.研究費の扱い
学会中止に伴い、研究費の取り扱いが大変なことになっています。自費で支払っている分には問題ありませんが、通常、出張扱いなので、研究費から学会参加費や旅費を支払っています。これらの研究費は年度ごとの取り扱い。年度末には0円にしなくてはならないという暗黙の了解があります。年度末になっていきなり、支払い予定のものが返金されてしまったということは、それ相当分の消耗品を購入して三月末までに0円にしなくてはならない。しかも物流が不安定なので、三月末にちゃんと納品できるかを確かめなくてはならない。計画停電のため、事務の人で出勤できている人も少なく、研究者、事務方含め、1番のパニックはこの点でしょう。
とにかく三月をなんとか乗り切らなくては(´・_・`)
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