といっても、私のではありませんが(笑)
予備審って何?な人が多いと思いますが、
大学院で博士号を取得するには、審査を受けなくてはなりません。博士論文を書き、それを元にプレゼンテーションを行って質疑応答をクリアして博士号を与えるに足ると判断された時に、初めて博士号がもらえます。
その前に、大学、専攻によっては予備審査があり、その予備審査に通らないと本審査を受けることができないようになっています。その予備審査、通称:予備審が昨日、今日の2日間にわたってありました。
もし予備審が不合格だと、半年〜1年卒業が延びてしまうので、念には念をいれた準備をし、何回も練習し、聞いている側も必死に直すべきところはないか、どんな質問が出てくるか考えて本番に臨みます。もちろん本人も緊張しますが、正直私は聞いているだけで緊張します。
予備審は公開で行われるので他の研究室の人の面白そうな発表も聞いてきます。今年一番のつわものは、スーツを着ていない発表者ですかね。真っ赤のパーカー・・・普通は最低限ジャケットくらい羽織ると思うのですが。頭に自信があるんでしょうね。私には無理です。
発表が面白いかどうか、推測するには発表論文をチェックしておきます。前もって要旨集が配布されており、その中には発表論文が記載されています。論文が掲載された雑誌が有名な雑誌であれば、有名な雑誌ほどより厳しい専門家の審査をパスした面白い研究内容であるはず、と考えるのです。
今年は、結構 発表論文を見る限りは面白い発表であるだろうと期待されたにもかかわらず、その面白さが伝わりにくい発表が多かったように思います。その分野を全く知らない人にもおもしろさを伝える・・・プレゼンテーション技術も加わってきてなかなか難しいです。
さてさて、うちの研究室の予備審受けた学生は・・・どうだったかしら?こちら側としては最大限の努力をしたはずですが・・・なかなかおもしろいといっている先生方が多かったと思いますが・・・・
すべては教授会の結果次第。
今先生が会議から戻ってきたところ・・・・・
ドキドキドキドキ・・・・
合格だそうです!
お祝いお祝いo(^o^)o